• Interview 〜 03

    体験学習で育つ想像力

    多くのパパ・ママにとって子供の教育は悩みの種。小学生までは、将来の学力のベースを作る大切な時期だという。では、この年齢の子供にはどんな教育が必要なのだろう。各分野で活躍する人材を多数輩出している、『日本総合教育舎・NASA』代表の戸田憲久先生にお聞きした。

    体験学習で育つ想像力 日本総合教育舎・NASA

    日本総合教育舎・NASA 代表 戸田 憲久 先生

    Profile
    日本総合教育舎・NASA
    代表 戸田 憲久 先生
    科学をベースにした「体験学習」を年間を通して実践・指導。年中児~小学6年生を対象に、多彩なカリキュラムを用意し、創造力を育成する。

    体験して引き出しを増やそう

    人間の脳の働きが最も活発になるのは、5~10歳と考えられています。あらゆることを吸収するこの時期の子供は、無限の可能性を秘めているんです。ただ、その芽を伸ばすための栄養を、大人が与えてやらなければいけない。それが何かといえば、”体験”です。重要なのは、子供にどれだけ多くの良い経験・体験を積ませるかということなのです。
    今、社会で求められているのはどのような力でしょう。それは、自身でアイデアを発想し、実行する力。ひいては、それにより既存のものをよりよく変えていく力、改革する力、「創造力」ではないでしょうか。創造力は、小学生までにほとんど発達してしまいます。そして、経験・体験なくして創造力は育まれません。なぜなら、人はさまざまな体験や、そこから得た知識を結びつけることで創造するからです。そのための引き出しをどれだけ多く持っているか、つまり、子供の頃にどれだけの体験をしたか、ということが生涯にわたり能力を左右するのです。

    「勉強の面白さ」を知る近道

    子供たちの目は好奇心に満ちあふれています。さまざまな体験をしてたくさんの不思議と出合い、驚きや感動を感じることで、子供たちは自主的に調べて勉強するようになります。知識が増える、知らないことがわかる楽しさ、つまり勉強の面白さを知るのです。どうも、机の前に座って「はい、勉強しますよ」と、紙と鉛筆を与えられるのが勉強と思い込んでいる人が多いようですが、勉強は本来教わるだけのものではありません。自らの力で解くものです。けれど実際には、中学、高校生で調べる能力のない生徒がたくさんいます。子供の頃から、問題を解くための小手先のテクニックを覚えるだけの勉強をしてきた結果、「どうしてだろう?」と考えなくなる。教わらなくてはできなくなってしまうのです。

    目先の結果に惑わされない教育を

    体験学習で育つ想像力 日本総合教育舎・NASA小学生までの期間は、いくらでも可能性のある年齢であると同時に、子供自身ではまだ選択ができない年齢です。だからこそ、親御さんが目先のテストの点数だけに惑わされず、しっかりとした教育方針を持つことが重要です。塾などへ行かせ、「受け身の教わる勉強」を身につけてしまうのは、子供の伸びる芽をつぶしてしまっています。即効性だけを求めるのは子供にとってよくありません。将来を見据えて経験を積ませ、子供の不思議や発見について耳を傾けてあげましょう。わからないことを一緒に調べ、ともに一喜一憂してあげましょう。それが、長い人生、ゆくゆくの選択肢を増やしてあげることにもつながるはずです。

     

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