• Interview〜 04

    にじ英語は「世界」というフィールドに立つための手段。このスクールは、世界に旅立つための出発点。

    高橋 利果さん (Seven Seas International School 理事長)

    高橋 利果さん
    (Seven Seas International School 理事長)

    義務教育での英語の履修が小学校高学年から行われるようになり、さらにこの履修開始年齢が引き下げられようとしている。
    しかし、ただ引き下げるだけで良いのだろうか? 教師や教育環境に問題はないのだろうか? どのような教え方をしたら、子供たちにとって一番吸収しやすい教え方ができるのだろうか?
    幼児期からの理想の英語教育に関して、東京・浜松町を始め、全国で5校の「Seven Seas International School」を主宰する高橋利果 理事長にお話を伺った。

    ますます低年齢化する英語教育子供が
    英語を始めるのはいつ頃からが理想? 

    たいよう2011 年より、小学校の高学年において「外国語活動」という名目で英語の授業が必須となったが、それに加えて文部科学省は、2020 年を目標に小学校3 年生から英語教育を開始する方針を固めたことが報道されている。初等教育の早い段階からグローバル化に対応した英語教育を実施することで、世界に通用する人材を育成することが狙いだと言われているが、こうしたことを巡って、さらに履修年齢を引き下げることへの疑問の声も出ているという。
    しかし、ここで問題なのは、小学3年が早いか遅いかということよりも、既にこの年齢では人格が形成された時期であり英語の早期履修というレールを敷いてあげるだけになってしまうことと、小学校での英語の授業は英語教育の専門家がおこなっていないこと、さらには、この時期から始めることによって、英語=勉強という色合いが濃くなってしまい、かえって子供が英語嫌いになってしまうのではないかという不安の方が先立ってしまうことだ。

    ill24では、子供への英語教育は、いつ頃からどのようにして行っていくことが理想的なのだろうか? そんな子供への英語教育の理想型を求めて、幼児期からの英語教育と英才教育を行っている『Seven Seas International School』を訪ねた。
    スクールに入ると、外国のスクールに迷い込んだのかと思うほど、彼らに圧倒されてしまった。子供たちの会話が流暢な英語で、しかも声がとにかく大きくて、元気がよいのだ。英才教育を行っているというので、幼児教育を学ぶ子供たちを想像していたのだが、完全に違う。この年齢でこんなに英語を使いこなすことができるなら、世界に通用するのではないかと、既に思ってしまったので、早速理事長先生にお話を伺った。

    il03「こういったスクールは、私が設立した頃は、赴任や在留している外国人向けのものがほとんどで、あまり一般の方には、なじみがありませんでした。しかし最近では、日本人向けのスクールが全国にたくさん開校され、芸能人のお子さんも通われるなど、TV などで広く認知されるようになりましたから、随分通いやすくなったように感じます。でもどうやって教えているのかは、あまりご存知ない方もいらっしゃると思いますので、ご案内させていただきます。特に当スクールはこの年齢ではとても高度なことを英語で教えていますから、将来受験を考えられているとか、グローバルでの活躍なんかも期待されていらっしゃるなら、とても理想的な教育方法です」

    そうおっしゃって、教室に向かった。セブンシーズの教室は、一般的な幼稚園と異なり、完全なるレベル別になっている。これは外国人の子供の受け入れや、父兄の海外赴任から戻ってある程度英語が話せる子供を受け入れているからなのだが、当然慣れない子供には無理して進級させず、じっくり初級クラスで学ぶことができるのだ。

    il03「この時期に無理をさせると、英語だけでなく、すべてのことに対し、拒否の気持ちを持たせてしまいます。でも楽しいだけは、ダメです。まだ小さい子供ですから、楽しみを維持しながら、学ぶ姿勢を作っていくのです」

    まずは初級の教室に入ると、ここでも驚いた。子供たちがイスに座って、外国人の先生と授業を行っている。普通英語を学ぶなら先生が生徒に向けて単語や新しいことなどを教え、生徒がそれに答えるという「やりとり」を想像していたのだが、セブンシーズでは生徒も先生も全員が一体になって授業が行われている。そう“Live”なのだ!

    訪問時同様に教室でも子供たちは大きな声を出し、手を上げ、先生が間違っていたら突っ込む。笑いが飛び交う。すべてが、英語のライブ授業なのだ。しかも大人の私が見ても楽しい。子供たちはいまの日本人にはない積極性を持ち合わせているが、参加するのに恥ずかしさを感じない雰囲気だ。私も参加したい。なぜなら、展開が早いのだ。これなら飽きるはずもない。よく観察すると、先生が的確に子供たちの状況を適宜把握しているのだ。だから、3歳くらいの子たちが積極的に発言しながら、きちんとイスに座っていられるのだろう。これを毎日、卒業まで3年間過ごせるのはうらやましい限りだ。

    il03「大人の方でも良さを感じるのは、楽しくて、ためになるからです。講師のセンスではなく、綿密なカリキュラムと、講師の地道なトレーニングの成果です。人は子供も大人も直感で自分に必要なものか判断できます。その興味こそが子供たちに学ぶという姿勢や、学ぶ喜びを自然に身につけているのです」

    次は初級から進級したクラスだ。ここでは、さらに幼児が高度な学習をしているのだが、完全に小学生と変わらない授業構成である。だが、この進級クラスにおいてもすべての授業が“Live”だから、さらに驚く。例えば、通常のこの年齢の英会話スクールなら国旗を使い、国名を英語で覚えるレッスンをよく見かけるが、ここでは世界地図や日本地図を使い、各国や地域をきちんと学習している。難しくないのかと思うが、子供たちは臆することなく、より活発に発言する。

    il03「国旗だけを覚えるのは、英単語だけを記憶するだけです。せっかく記憶するなら、その国がどこにあって、どんな食べ物や街や人がいるのかまで教えることで、子供たちは国や地域に興味を持ち、“ 行ってみたい”と思うでしょうし、その国の人と会うことがあっても相手の国について会話することができます。英語で話せますからね」

    英語を話せることがグローバルだと考えていたが、それが間違いであることを気づき始めた社会の授業だった。休み時間を
    挟んだあと、続けて進級クラスで算数や理科の授業を見学する。足し算や、かけ算を学習しているのにライブ授業だから楽しい。先生が数字の5 と、ランダムに数字を書き出したのだが、5 の数字にMr がついている。よく見ると足し算になっているのだが、5 を擬人化することで(Mr は英語で○○さんの意)、親しみやすくなっている。またスピード感も心地いい。

    il03「今日ご覧いただいたのは、5 の法則ですが、算数の学習にはいくつか法則を学習します。これを理解することで桁数の多い足し算も引き算もできるようになります。初級クラスからずっとベースを教えているので、無理なく卒業するまでには掛け算や分数も理解できるようになります」

    壁に貼られた小学校3 年レベルの数検の合格証が、実績を物語っていた。理科の授業では太陽系の学習であったが、人体
    や植物なども学習らしくまさに小学校と変わらないのだが、見学して感じたのはとにかく楽しい。

    il03「当スクールを卒業後、海外の小学校へ入学する子もいます。その時に幼稚園レベルの英語学習では早速授業についていけません。卒業までも3 年間でじっくり習得した英語による英才教育なので、子供たちは学ぶことに興味を抱いたまま次のステップへ進むことができるのです。また教育は地方の方が遅れていますから、こういう教育を東京の子供たちだけでなく、関西や九州の子供たちもでも受けられるようにするために地方にも開校しました。地方からも世界で活躍する子供たちをたくさん輩出したいと考えています」

    最後に、子供たちに「英語は好き?」と質問してみた。子供たちのキョトンとした表情を見て、この質問は愚問であることに気づいた。日常ごく普通に使っている言葉である英語は、日本語同様に「好きとか嫌い」という対象ではないのだ。この質問に対する子供たちの反応を見た時、『Seven Seas International School 』の英語教育の本質と本気度を見せられた気がした。

     

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    Seven Seas International SchoolSeven Seas International School

    港区浜松町1-17-6 東京戸張ビル1F
    03-3431‐7141(受付センター)
    www.7sis.jp

    営業時間: 8:30 ~ 19:30
    休校日: 土・日・祝日
    体験レッスンの予約は、電話またはHP から
    浜松町駅、大門駅から徒歩2 分
    ※その他、東京ベイ校・京都校・大阪校・北九州校あり

     

     

     

     

     


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