• 絵本読み聞かせ 高校生お話しマラソン
    絵本読み聞かせ 高校生お話しマラソン電子書籍やスマートフォンの流通がすすみ、出版不況、活字離れが叫ばれる中、本に親しみ、本好きの子供に育てるにはどうしたらいいのだろうか。 家庭、地域の本やさんで本を身近に感じられるよう、さまざまな取り組み がされているが、“ 高校生が読み聞かせをする ” というユニークなイベン トが話題になっている。『高校生おはなしマラソン』は手作り感にあふれ、 少しずつ読書家の芽が育っているような、ネットワークのつながりを感じられるイベントだった。


    より多くの本の流通を支えるには

    新しい読者を育てることが大切なんです

    書店に並ぶたくさんの本は、店頭に辿り着くまでに独特な流通経路を持っている。
    本の製造元・メーカーにあたる出版社と、小売店・本屋さんとの間をつなぐ流通担当の“取次”会社の存在だ。出版社は数千社、書店は2万店前後存在し、双方が個別に取引を行うのは手間がかかりすぎるため、間に取次を介することで取引相手数を減らしスムーズな流通システムを保っている。その取次会社の日本出版販売(略称 日販)が、読書推進活動としてすすめているのが“絵本の読み聞かせ”事業。未来の読者を育てることが、本の未来と出版業界全体の活性化にもつながるとして始まり“おは なしマラソン”のイベントは、全国の書店で開催されるようになったそう だ。その中で書店員やボランティアだけでなく、地域の高校生を巻き込んだ『高校生おはなしマラソン』はアットホームな雰囲気が生まれ、本やさんへの親しみもわくため好評を博している。日販スタッフのみなさんがイベントの準備・運営を行っており、東京都小平市にある本屋さん『よむよむ花小金井駅前店』では、児童書コーナーを舞台に近くの都立鷺宮高等学校に働きかけてスタートした。日販スタッフが絵本のセレクトと 事前の読み方指導を行い演者を育てサポートするので、フレッシュな高校生も立派な “読み聞かせ” ワザを身につけて披露していく。さまざまな人たちが関わり作り上げたイベントからは、和やかな中にも“本の楽しい世界をたくさんの人に広めたい”という作り手の熱い思いが伝わってくる。お客さんとして集まってくれた子供たちも、お姉さんたちのパフォーマンスにワクワクし、真剣なまなざしでお行儀よくしていた様子。“高校生おはなしマラソン”は神奈川や埼玉でも開催しており、今後も拡大して展開していくとのこと。あなたの街の本屋さんでも“おはなしマラソン”があるかもしれない。

    絵本読み聞かせ 高校生おはなしマラソン

    大型のしかけ絵本の読み聞かせが見られるのもイベントならでは。『おべんとくん』は仲良しのおべんと君2人組みがピクニックへ行くお話。穴あきのしかけが子供たちのハートをつかむ

    絵本読み聞かせ 高校生おはなしマラソン
    メニュー1
    手遊び歌
    「はじまるよ」を高校生と会場のみん なで歌って、イベントがスタート。緊 張が解け、場をウォーミングアップす る効果も。
    メニュー2
    読み聞かせ
    『ねこガム』(きむら よしお作/福音 館書店刊)
    『おべんとくん』(真木文絵作、石倉 ヒロユキ絵/ひさかたチャイルド刊)
    紙芝居『ごきげんのわるいコックさん』 (まつい のりこ脚本・絵/童心社刊)
    メニュー3
    手遊び歌
    後半に備えちょっと休憩。
    メニュー4
    読み聞かせ
    『だめよ、デイビッド!』(デイビッド・ シャノン作、小川仁央訳/評論社刊) 『ぼくにげちゃうよ』(マーガレット・
    ワイズ・ブラウン作、クレメント・ハー ド絵、岩田 みみ訳/ほるぷ出版刊)
    メニュー5
    フィナーレ
    イベントの最後には参加者にプレゼン トが配られ、今回は特別に風船もプ レゼント♪スタンプをためるとステキ なサービスがあるそうだ。

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